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てがろぐ



No.934

本初ちゃんが自分の持って生まれた「袁」という力を使い、「相応しき誰か」として「民のため」世の中を導くために動いていたとして、そして曹操くんは献帝を擁して「漢としての大義名分」を得たように見えて結局それ自体は傀儡として扱い、そして本初ちゃんと曹操くんは自らの意思ではないところでぶつかることになる(ここは最近の評価)。
曹操くんが本初ちゃんを下す。その後本初ちゃんの勢力を飲み込んだ曹操くんは結局漢を復興はさせず(このことで荀彧と決定的な亀裂を生んでる)本初ちゃんの持っていた「袁」の力を土台として新しい国を興そうとしたのと同じく「漢」の力を土台として新しい国「魏」を興した。
手段は別として結局同じことをやっているということは、最近耳にした「曹操が1番袁紹のやりたかったことを継いでいる」という説の納得感がある。
本初ちゃんの目指した国は名士たちを抱えて治世していく漢のありようと同じで、本初ちゃん自身が優柔不断というわけでなく政治体制として抱えた名士たちの意見を聞かねばならないという構造が「三国志を元とした作品での袁紹の優柔不断像」を作った。曹操くんも名士を抱えるという基本的な態度は持っているが、曹操くん本人の判断と匙加減で切り盛りしていったため漢と同じ方針をとっていた本初ちゃんより革新的であり、戦局は曹操くんに味方した。とはいえ本初ちゃんの作った地盤も大概硬く強く、結局曹操くんが本初ちゃんの勢力を呑み下すのに7年かかってる。かなり時間取られてる。三国時代が始まる前の40年弱のうちで7年は相当。1000年生きるフリーレンですらヒンメルたちとの10年の旅がとても大きなものだったのに。

という最近の世間の評価から、曹操くんと本初ちゃんという二人の君主が若い頃からの知り合い転じて子どもの頃からの幼馴染であるという通説がほぼ浸透しつつある今。
子どもの頃からの友人で互いの立場も知っていて、さらに職場も同じで志を共にしてそれぞれが国のためを思って軍を起こしてそれぞれの地盤を固めるときでさえ同盟を組んでしばらくは支え合っている(徐州の曹操くんのやらかしのときすらも)。
そしてやがて時代の流れとともに、漢の復興を志としていた荀彧のすゝめで、もはや腫れ物になった献帝を保護し(献帝の保護自体リスクが大のため他の群雄ですら受け入れるかは悩ましい)、本初ちゃんはよく過去作品では「天子を戴くなど!」と批判的だったが、実際はそこまで心から怒るというわけではなくあくまで曹操くんの勢力に攻めいる「口実」としていて自身が自分のもとにいる名士から献帝を保護しろと言われても退けていた。本初ちゃんの治世の方針からしたらその方が実際正解。
しかしこの流れで曹操くんと本初ちゃんの対立は確定事項となり、いよいよ曹操くんと本初ちゃんが戦うことになるという流れは‥‥‥

この流れは確かにそうなってしまうかもしれない。。。。。。。最近の旧友。。。。。。。。。。。。



昔の三国志の小説とかの作品ではなく最近の正史の考察本関連を乱読してるんですけど、コエテクの作品もだいぶ渡邉先生の解釈取り入れてたんだなとわかって面白いです。上記の話もこの渡辺先生監修のこちらの本からの引用多々です。

カラー版史実としての三国志 」という2019年の書籍なんですけど、三国志嗜んでる人は多分みんな読んでたんだろうなこれ‥‥大変読みやすく図も多く、オリジンズで三国志の全体図が見え始めた人はとりあえずこれを読みましょうという気持ちです。私も今読んでさまざまな合点を得ています‥‥

渡邉先生の一番の推しが諸葛亮なところも個人的に謎に信頼が置けるんだよな‥

memo3594ORIGINS 編集

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